こんにちは、にじてんです!
今日は、映画『ミスト』のレビューをしようと思います
バッドエンドで有名な『ミスト』ですが、考察がたくさんあって考えさせられる映画でもありました
人の本性が現れるような映画を見たい方に刺さる作品となっています
私は『ミスト』を通して、人間の恐ろしさと分かり合うことの重要性を実感しました
映画の感想について、詳しくお伝えします!
『ミスト』の概要
感想を語る前に、まずは作品の概要を簡単にご紹介します
感想を読む前に準備をしていきましょう!
あらすじ
この作品で鍵を握るのは霧の中の化け物です
この化け物の襲撃からどうやって生き残るのかが、この物語の大筋となっています
主人公であるデヴィットとその息子は、取り残されたスーパーで他のお客さんと一緒に生き残るように行動します
しかし、お客さんの一人であるカルト教祖のミセスと対立してしまいます
無事にデヴィットたちは生き残ることができるのでしょうか
監督のプロフィール
この作品は、フランク・ダラボンさんが監督を務めています
フランク・ダラボンさんはこれまでに、『ミスト』の他にも『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』なども手がけています
『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』はとてもストレートな作品であるのに対して、ダラボンは『ミスト』を新たな結末であるバッドエンドとしました
観客は常にハッピーエンドを望んでいるわけではない、と考えたからだそうです
『ミスト』の感想
それでは本題に入っていきましょう!
・この映画との出会い
・この映画を見ての感想
この2点に分けて、『ミスト』の感想をお伝えしていきます
この映画との出会い
私はこれまで、洋画を見る際にはハッピーエンドのものしか見てきませんでした
例えば、ワイルド・スピードなどが大好きです
ハラハラしつつも必ずハッピーエンドとわかっているため、安心して見れるからです!
バッドエンドの作品は見たことがなく、食わず嫌いはよくないと思っていました
バッドエンド作品の中でも代表作は『ミスト』だと知り、とりあえず見てみることにしました
この映画を読んでの感想
『ミスト』を見て、人間の恐ろしさを感じるとともに、人と分かり合うことの重要性を実感しました
これは、映画のラストシーンと他の方の映画の考察を通して感じました
詳しくお伝えしていきます!
ここからネタバレ含むので、ネタバレを見たくない方は気をつけてください
印象に残ったラストシーン
印象に残ったラストシーンとは、デヴィットが息子たちを殺してしまったあとに軍隊に助けられるシーンのことです
『ミスト』では、スーパーに残って助けを待つカルト教祖派閥と、スーパーから出て霧の外まで逃げる主人公派閥が対立してしまいます
この対立構造の中、なんとかスーパーから脱出したデヴィットでしたが、車のガス欠のせいで霧の外まで逃げられませんでした
そこで、怪物に殺させないようにお願いしてきた息子の願いを叶えるべく、デヴィットはスーパーから一緒に脱出してきた人たちと息子を拳銃で殺してしまいます
しかし、拳銃で殺した直後に霧が晴れ、デヴィットだけが軍隊に助けられました
また、スーパーから脱出せずに助けを待っていた人たちは救出されているのが描かれています
霧の外まで逃げるという無謀な判断をしたために、息子とデヴィットの仲間は亡くなってしまいました
スーパーの中で待ち続けるべきだったのか、デヴィットの行動は正しかったのか、判断できかねるというところで映画は終わります
他の人の意見が気になったので、考察を調べてみました
主人公の行動は間違っていた vs 正しかった
考察をいくつか読んだところ、人によってかなり内容が異なっていました
中でも、大きく2つの意見に分かれていると感じました
考察の対立構造
・主人公こそがカルト教祖だった論
・主人公の行動は評価されるべき論
それぞれ詳しく見ていきましょう
主人公こそがカルト教祖だった論
劇中では、カルト教祖が出てきて、スーパーにずっと待っていたほうが良いと他の人を洗脳しました
やり方があまりにもカルトじみていたため、デヴィットの目線から見るとかなり不気味な光景に思えます
しかし、デヴィットこそがカルト教祖だったのではないだろうか、という意見があるんです
デヴィットは仲間を助けようと本気で思っていたと思いますが、助かるにはスーパーから逃げるしかないと判断して行動しています
スーパーで待っている方が一般的に考えても生存確率が高そうであるにも関わらずです
仲間を洗脳して無駄に殺してしまったという点で、本質的にはデヴィットの目線から見たカルト教祖と同じ行動を取っていたという主張です
主人公の行動は評価されるべき論
最終的には主人公の行動は間違っていたとわかりますが、あのスーパーにいる時点ではどの行動が正しいのかはわかりませんでした
結果はバッドエンドですが、結果を伴わない行動は評価してもらえないのはおかしい、という意見です
視聴者は途中までデヴィットこそが正しい、カルト教祖は間違っていると思っていたはずです
それなのに、バッドエンドとわかった瞬間に手のひらを返すのはおかしいという主張です
それこそ、視聴者はカルト教祖に洗脳されているのと一緒だぞと皮肉を言っている方もいました
これらの意見を読んで私が感じたことをまとめていきます
互いの意見を尊重していこう
私は考察を読んで、主人公が悪かったのか良かったのか対立している構図が面白いと思いました
主人公の行動が間違っていた、正しいと主張する人はどちらも自分の意見が正しいと思っていました
私は、主人公の行動の良し悪しは置いておき、お互いを理解する心が必要ではないのかと考えた
『ミスト』では、デヴィットの目線から見るとカルト教祖は恐ろしい存在で、わかり合おうとしていませんでした
例えば、スーパーから出ていくシーンでは、食料を盗んだうえでカルト教祖を殺して出ていってしまいます
カルト教祖と話し合って、食料をもらわずに出ていくなどの妥協案を取ることも可能ではなかったのかと思いました
極限下に限らず、自分の意見こそが正しいと思い込むのは危ないことです
相手と話し合って、お互いの主張もきちんと受け入れることが大切だと思いました
『ミスト』のまとめ
本日は、『ミスト』の感想についてお伝えしました
ここでもう一度まとめておきます
・『ミスト』は霧の中の化け物から逃げる映画
・デヴィットだけが助かってしまうバッドエンドが有名
・デヴィットの行動の良し悪しはどうでもよい
・人はお互いの主張を受け入れることが大切
気になった方はぜひ御覧ください!
本記事を読んでいただきありがとうございました!
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