NFTはいま、アートの分野でとても盛り上がってきていますよね。
しかし、NFTには様々な用途があるって話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
NFTの一例として、NFTによって歴史の捏造が防げて、争いごとが減りそう!ってツイートをしました。
ざっくりまとめると、NFTは唯一無二のデジタルデータなので、デジタル上で嘘を見破れます。それによって、国家間の争いごとは減っていきそうだという未来感です。
難しいと感じている方も多いと思います…。わたしもニュース記事を読むまではピンとこなかったです。
そこで今回は、NFT初心者の方でもわかるように、現代の問題点からNFTによる改善策までを順番に解説していきます!
この記事を読み終わるころには、NFTはただのアートじゃないってわかって未来を見通す力を身に着けられるはずです。
良かったらご覧ください。
歴史の捏造ができてしまう現代
前提として、現代では勝者によって歴史を書き換えられます。
「え?何を言っているの…?」ってなる方も多いと思いますので、たとえ話で解説していきます!
例えば現代では、戦争に勝った国が戦争に負けた国に対して、勝った国側は悪くないという歴史教育をすることができます。
なぜ歴史の捏造ができてしまうかというと、中立的な文書は存在していないからです。
戦争とは正義と正義のぶつかり合いなので、どちらの国も自分が正しいと思っています。つまり、どちらが正しいとかはありません。
そのため、戦争では勝った側が負けた側に対して、勝った側が正しい行動だったという歴史を押し付けられるのです。
しかし、戦争に負けたら自分たちが悪かったと教育しなきゃいけないのはどうなのでしょうか…?
NFTによる改善策
そこで、歴史の捏造を防げるのではないかと注目されているのがNFTです!
NFTは唯一無二のデジタルデータが世界中に分散されて保管されています。
世界中からコンピューターがなくなるということが起きない限り、中立的かつ記録が全部残り続けます。
つまり、記録があるから嘘がつけないという状況になるのです。
これなら、自国の都合の良いように歴史の出来事を解釈できませんよね!NFTによって歴史の捏造が防げそうといえます。
NFTによる歴史の改善策の例
NFTの凄さがわかったところで、現状の領土問題を例に改善策を確認していきましょう。
現状の領土問題は、歴史の記述をそれぞれの国のいいように捉えるから問題となります。
例えば、A国とB国でC島の領土を争っていたとします。
A国「1500年のころにC島がA国の領土であるとB国が認めた、と記述がある!」
B国「1200年のころにC島がB国の領土だと記述があるから、そのA国の記述は嘘だ!」
といった争いが起きます。
どちらかの国が嘘をついていますが、歴史は自国の都合の良いように書き換えられています。つまり、どっちが嘘をついているのかわからないのです。
しかし、NFTによってブロックチェーン上にデータを載せれば記録が全部残ります。
「1500年にC島がA国の領土であるとB国が認めた、という記述が2000年にブロックチェーンに書き込まれている!後付けの嘘だ!」とわかるのです。
こうなると嘘をつくメリットがなくなるので、嘘をつく国は減っていきそうですよね。つまり、領土問題などの問題が減っていくという未来が見えてきます!
NFTは社会のインフラとなっていく
こんな感じで、NFTはただ単にアートや音楽でメリットがあるだけではありません。唯一無二のデジタルデータという特徴を生かせばいろんなことに使えます。
例えば、免許証はコピーや偽造をされると困りますよね。
いまのカードだと偽造されたものを一目見ても、それが偽物かどうかわかりません。しかし、NFTならそれが偽物かどうかが瞬時にわかります。
こんな感じで、世の中にたくさんある嘘をつかれると困るものはNFTとなり、嘘がつけないようになっていくと考えられます。
インターネットが普及したのと同じくらいの革命になりそうですね!
今後のNFTの普及に注目していくと楽しめるかと思います。
まとめ:NFTは嘘をつけなくするための最強のツール
この記事では、NFTによって国家間の争いごとが減る未来について解説してきました。
まとめると以下のようになります。
- 現代の歴史は中立な立場で記録されないから、都合の良いように書き換えられる
- NFTは世界から中立的であり、ブロックチェーンによって記録を未来永劫残せる
- 国家が嘘をついてもNFTのデータを見ると嘘ってわかるから嘘をつかなくなる。つまり、争いごとが減るはず!
- NFTは嘘をつかれると困る部分にどんどん使われて、社会インフラとなりそう
NFTってそもそも何だっけ?と感じた方は、こちらの記事から復習しておくと良いかと思います。
以上、『NFTによって国家間の争いごとが減る未来【NFTは嘘をつけない】』でした。