先日、NFTのインフラサービスである「Hokusai API」をリリースしているHOKUSAIが、事業者向けに「NFT Starter Kit」を発売開始したことがニュースとなりました。
上記のようなNFTを企業で導入するためのサービスが増えることで、これから企業のNFT参入事例はどんどん増えていくと思います。
企業が参入してくるということは、個人にとっては巨大なライバルが増えるということですね。
今回はこの企業参入の流れについて、
- 本当にNFT業界に企業が参入してくるのか
- 企業がNFT業界に参入してくるのであれば、個人はどう戦っていけばよいのか
考えていこうと思います。
NFT業界に企業が参入してくるのは避けられない
「そもそも、本当に企業は参入してくるのか?」について考えていきましょう。
NFT業界に企業が参入してくるかどうか、というのは、参入してくるということで間違いないと思います。だって、NFTは儲かるからです。
いまNFTを始めた人の中でも、NFTが儲かると聞いたから始めた人も多いはずです。企業はお金儲けをすることが仕事なので、企業もNFTに参入してくるに決まっているってわけですね。
実際に、ディズニーもNFTをリリースすることを発表しています。
企業が続々と参入してくるということは、個人でNFTをやっている人にとっては超でかいライバルの出現といえますね。
今までのNFT業界は個人のクリエイター同士で一人ひとり戦っていたのに、いきなり大人数のチームがやってくるというわけです。しかもイラストのプロだけでなく、マーケティングのスペシャリストなどを抱えている総合スペシャルチームです。
総合力が強い企業に向かって、個人はどう戦っていけばよいでしょうか?
企業に勝つためには個人の強みを活かそう
結論からいうと、企業に勝つためには個人の強みを活かすしかありません。
例えば、企業は大人数のチームで戦ってきますが、個人は一人で戦います。
チームの弱みといえば、チームは意思決定が遅くなるということです。みんなで会議とかをして意識を統一する必要があるから、はじめの一歩が遅くなります。
ということは、個人は意思決定が速いということを活かせば良さそうですね!流行りがあったらすぐに乗っかるとか、売れてるNFTの二次創作をすぐにリリースするなど、できることはたくさんあります。
意思決定の速さのように、企業にはない個人の強みを活かしていきましょう。
逆にいうと、個人の強みを活かせなければ、企業に潰されてしまうといえます。
弱みを強みに変換して戦っていこう
個人の強みってなに?って方にもっと具体的に説明すると、個人と企業の違いは全部強みになります。例えば、さっきの意思決定の速さは強みにも弱みにもなります!
意思決定が遅いということは、行動が遅いという弱みでもあり、慎重な意思決定ができてミスを減らせるという強みでもあります。
意思決定が速いということは、行動が速いという強みでもあり、意思決定にミスが生じやすいという弱みでもあるわけです。
つまり、弱みというのは考え方によっては強みでもあります。
企業が参入してくるからといって、個人がつくったNFTが全部売れなくなるわけではありません。
個人と企業の差を上手く生かして、弱みを強みに変換して戦っていきましょう。
人間味を押し出してファンになってもらおう
個人の強みとしてあげられるものをもう少し考えていくと、人間味を出していくことがあげられます。
企業はチームで動いているため、チームメンバーそれぞれの人間性を伝えることが難しいです。
しかし、個人であればあなた自身の人間味を押し出していけば、それに共感して応援してくれる人がいるはずです。
つまり、個人で戦うためにはファンをつくることが求められます!これからは、いかにファンを作っていけるかどうかが鍵となりそうです。
ファンを作っていくという考え方については、西野さんの『新・魔法のコンパス』にわかりやすくまとまっていました。気になった方は参考にしてみてください。
また、『新・魔法のコンパス』については書評でもまとめています。本を買う前に内容をざっくりと抑えたい方は、こちらの書評を確認してみてはいかがでしょうか?
まとめ:NFTで企業に個人が勝つためには?
この記事では、NFTで企業に個人が勝つために必要なことを考察してみたことをまとめてみました。
まとめると以下のようになります。
- NFT業界の盛り上がりにつれ、企業が参入してくるのは避けられない
- 個人が企業に勝つには、個人の強みを活かそう
- 弱みを強みに変換すれば、個人の強みは見つかる
- 人間味を押し出してファンになってもらおう
NFTを売るコツについてまとめた記事はこちらです。
気になった方は参考にしてみてはいかがでしょうか?
以上、「【雑談】NFTで企業に個人が勝つために必要なことを考察してみた」でした。