- 「NFT音楽って何?」
- 「NFT音楽を作るためには何が必要なの?」
- 「NFT音楽を作れるプラットフォームを知りたい!」
こんなふうに悩んでいる方はいませんか?
NFT市場は、NFTアートをはじめとして億単位の高額な落札がされるなど、いま大きな注目を集めています。
NFT音楽も盛り上がってきており、専用のプラットフォーム上でアーティストの音楽などを購入できます。
実際、仮想通貨のメルマガ発信などをおこなっているマナブさんも、NFT音楽について着目していました。
しかし、NFT音楽ってよくわからない、難しいと感じる方は多いと思います。
私もその一人でした。
そこで今回は、NFTを始めたばかり、知らない方に向けてNFT音楽の作り方からおすすめのプラットフォームまでお伝えします!
具体的には、以下の4ステップで進んでいきます。
この記事を読めば、NFT音楽とは何なのか、どんなプラットフォームを選んでいけばよいかがわかります。
ぜひ最後までご覧ください!
NFT音楽/MUSICが注目される理由
そもそも、NFT音楽はなぜ注目されているのでしょうか?
NFT音楽は、企業に依存せずにお金を稼ぎやすくなるため注目されている、といわれています。
ここでは、なぜ稼ぎやすくなるのかについて深堀りしていきます。
「そもそもNFTがよくわからないよ…」って方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
NFT音楽/MUSICのメリット:稼ぎやすくなる
NFT音楽のメリットとして、レーベルなどの企業に依存しないでお金を稼げるようになれます。
具体的には、イーサリアムと呼ばれるプラットフォームを用いることで作れます。
イーサリアムは、アプリやメディア、お金のやり取りなどのために作られたネットワークのことです。
ざっくりいうと、「イーサリアムというインターネット上で、音楽やアート作品をやり取りする」というイメージです。
アーティスト側はイーサリアムとNFTの2つの技術を用いることで、楽曲などのメディアをファンと直接やり取りできるようになります。
つまり、価格設定なども自分でできるし、企業に仲介手数料を払わなくてよくなります!
このような理由から、企業に依存せずにお金を稼げるためNFT音楽はメリットがあるといわれています。
なお厳密にいうと、イーサリアムはブロックチェーンで構築されたプラットフォームです。
ブロックチェーンについてよくわからないという方は、中田敦彦さんがわかりやすく解説しているのでこちらを確認してみてはいかがでしょうか?
NFT音楽に最適なプラットフォームはイーサリアムなの?
先ほど、NFT音楽はイーサリアムと呼ばれるプラットフォームを使って作るとお伝えしました!
実は、NFT音楽を作れるプラットフォームは他にもあります。
ここでは、なぜNFT音楽を作るのはイーサリアムが良いのか、3つのメリットを紹介していきます。
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
イーサリアムのメリット①:NFTのセキュリティが厳重
イーサリアムのメリットの1つ目は、NFTのセキュリティが厳重であることです。
ざっくりいうと、イーサリアムは全世界にデータを分散して保管しています。
そのため、データがなくなってNFTが売買できなくなるといったリスクが低いです。
セキュリティが厳重であるから、NFTのデータがなくなるなどといった不安を持たずに済みます。
イーサリアムのメリット②:NFTのコミュニティが活発
イーサリアムのメリットの2つ目は、NFTのコミュニティが活発なことです。
イーサリアムは世界中の多くの人が使っているプラットフォームです。
そのため、様々なNFTのコミュニティがあり、多くの人と交流できます。
結果として、新しい友達を作ったり、ファンとつながったりするのが簡単といえます。
イーサリアムのメリット③:NFTの売買が活発
イーサリアムのメリットの3つ目は、NFTの売買が活発なことです。
せっかくNFT音楽を作っても、買ってくれる人がいなかったら売れないですよね。
イーサリアムはNFT市場がとても大きいため、多くの買い手がいます。
そのため、NFT音楽を作ったら売れやすいという環境が整っているのです。
イーサリアム以外のプラットフォーム
イーサリアム以外のプラットフォームはどうかというと、現状はおすすめできません…。
実験的に使われているプラットフォームはいくつかありますが、将来的にそのプラットフォームがなくなる可能性があるからです。
つまり、せっかくNFT音楽を作っても、そのNFT音楽がなくなってしまう場合があるということです。
NFT音楽がなくなってしまうなどのリスクを抑えたうえで使ってみるのはありかもしれません。
例えば、イーサリアム以外のプラットフォームだと以下の2つがあります。
参考にしてみてください。
- Hic et Nunc — MP3、MP4、WAVを使えるNFTアートプラットフォーム
- Mintbase — MP3、MP4を使えるNFTプラットフォーム
NFT音楽/MUSICを始めるために必要なもの
それでは、NFT音楽を実際に始めるための準備についてお伝えしていきます。
具体的には、以下の2つのモノを用意しておきましょう。
それぞれ解説していきます!
必要なもの①:ブラウザウォレット
NFT音楽を始めるために必要なものの1つ目は、ブラウザウォレットです。
ブラウザウォレットとは、ざっくりいうと仮想通貨用のお財布のことです。
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は、ブラウザウォレットと呼ばれるお財布でやり取りするため必須といえます。
なお、いま最も人気のあるブラウザウォレットはMetaMask(メタマスク)です。
メタマスクのインストール方法については、こちらの記事の冒頭で解説しています。
気になった方は参考にしてみてください。
必要なもの②:少量のイーサリアム
NFT音楽を始めるために必要なものの2つ目は、少量のイーサリアムです。
NFT音楽を作って販売するためには、手数料が必要となるからです。
この手数料の支払いは、イーサリアム(ETH)という仮想通貨で支払わなければいけません。
そのため、あらかじめイーサリアムを少し買っておく必要があります。
なお、イーサリアムは仮想通貨取引所を通じて購入できます。
日本だとコインチェックやbitflyerなどが人気の仮想通貨取引所となっています。
NFT音楽/MUSICを作れるおすすめNFTプラットフォーム6選
さいごに、NFT音楽を作れるNFTプラットフォームをお伝えしていきます。
ここからお伝えするのは、イーサリアムのうえで動いているプラットフォームのことです。
イーサリアムがインターネットとするなら、NFTプラットフォームはインターネットの上で動くECサイトというイメージです。
Amazon(NFT音楽版)のようなものとイメージするとわかりやすいと思います。
ここでは、以下の6つのおすすめNFTプラットフォームについて解説していきます。
それぞれのNFTプラットフォームについて、詳しく確認していきましょう!
おすすめNFTプラットフォーム①:Async Music
おすすめのNFTプラットフォームの1つ目は、Async Musicです。
Async Musicは、イーサリアムのプラットフォームであるAsyncArtの音楽部門となります。
曲を聴きに戻るたびに違う音を鳴らせるプログラムを作れる点などが特徴的です!
詳細については下記をご覧ください。
- WebサイトやSNS:ウェブサイト|Twitter|Discord
- 現在招待制のみか:招待制のみ(申し込みフォームはこちら)
- サポートされているファイル形式:MP3
おすすめNFTプラットフォーム②:Catalog
おすすめのNFTプラットフォームの2つ目は、Catalogです。
Catalogは、イーサリアム上に構築されているサービスで、現在はβ版となっています
NFT音楽の配布やライブラリの作成、さらにはオークションまで、オールインワンになっている点が特徴的です!
詳細については下記をご覧ください。
- WebサイトやSNS:ウェブサイト|Twitter|Discord
- 現在招待制のみか:現在招待制のみ(申し込みフォームはこちら)
- サポートされているファイル形式:MP3
おすすめNFTプラットフォーム③:Cargo
おすすめのNFTプラットフォームの3つ目は、Cargoです。
Cargoは、音声ファイルもサポートしているNFTマーケットプレイスとなります。
NFT音楽を発行する際に、イーサリアム以外にもポリゴンなどの他のプラットフォーム(ブロックチェーン)を選択できる点が特徴的です!
「イーサリアムとポリゴンって何が違うの?」って方は、こちらの記事も参考になります。
Cargoの詳細については下記をご覧ください
おすすめNFTプラットフォーム④:OpenSea
おすすめのNFTプラットフォームの4つ目は、OpenSeaです。
OpenSeaは、いま世界で最も盛り上がっているNFTマーケットプレイスとなります。
OpenSeaでもNFT音楽をイーサリアム以外のポリゴンなどのブロックチェーンを選択できるようになっています!
詳細については下記をご覧ください。
おすすめNFTプラットフォーム⑤:Rarible
おすすめのNFTプラットフォームの5つ目は、Raribleです。
Raribleも、OpenSeaには劣りますが世界的に人気のあるNFTマーケットプレイスとなります!
詳細については下記をご覧ください。
おすすめNFTプラットフォーム⑥:Zora
おすすめのNFTプラットフォームの6つ目は、Zoraです。
分散型のNFTプラットフォームとなっているため、他のプラットフォームと異なり管理しているサイト主のような存在がいません。
現在は分散型のサービスが流行ってきていることから、Zoraも今後伸びていきそうなプラットフォームと考えられています!
詳細については下記をご覧ください。
番外編:Audius
番外編として、NFTプラットフォームではないのですがAudiusというサービスを紹介しておきます!
Audiusは、かんたんにいうと音楽をシェアできるサービスです。
こちらのサービス単体ではNFT音楽を作れませんが、NFT音楽を自分のプロフィールに並べていけます。
「自分の買ったNFT音楽をシェアしたい!」というときに使えるサービスです。
実際に使用している例はこちらとなっています。
コレクションが集まってきたら使ってみるのもアリですね!
AudiusのWebサイトへのリンクはこちら
まとめ:NFT音楽/MUSICを作ってみよう
この記事では、NFT音楽の注目される理由からおすすめのプラットフォームまで紹介しました。
まとめると以下のようになります。
NFT音楽はこれからも盛り上がっていく市場と考えられています。
いまからチャレンジしておくと、他の人よりリードできるかもしれません!
気になった方はNFT音楽を作ってみて、ぜひシェアしてもらえると嬉しいです。
以上、「NFT音楽/MUSICの作り方とおすすめプラットフォーム6選」でした。