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【書評&要約】教養としての投資 | 投資を知って豊かに暮らそう

こんにちは、にじてんです!

・投資を始めるのが怖い

・投資は一部の人がやるものだ

・投資ができなくてもお金持ちになれるはず

あなたもこんなことを考えたことはありませんか?

投資は一部の超お金持ちの人がやるものだ、と思っている方は多いです

しかし、人生100年時代と言われている今を生きるためには、投資を知らないと豊かに生きられません

また、投資を学ぶことでビジネス思考力を磨くことができます

投資とビジネスの両方で成功を収めることで、人生の成功を勝ち取ってみませんか?

本記事を読めば、投資とビジネスの関係性投資への気持ち作りのポイントがわかります

『教養としての投資』の概要

この本は、お金を増やす投資の方法だけではなくビジネスにおける投資の重要性も学べる本です

『教養としての投資』を読んでわかること

・投資が人生やビジネスに有益な理由

・投資をするための気持ち作り

・株式投資で成功するための考え方

この本は、農林中金バリューインベストメンツ株式会社のCIOである奥野一成さんが書いています

CIOとは最高投資責任者の略であり、農林中金バリューインベストメンツ株式会社は投資によってお金を増やすことを目的としている会社です

つまり、奥野一成さんは投資の会社の最高投資責任者なんです

奥野一成さんを一言で言い表すなら、投資のプロでしょう

投資のプロである奥野一成さんの目線から、投資の重要性、投資方法などをまとめられています

『教養としての投資』の要約

この本では、人生における投資の重要性成功するための投資の考え方などがまとめられています

その中でも、私は以下の3つのポイントが特に重要であると思いました

投資とはビジネスそのものである

まずは労働者2.0を目指そう

なぜ日本人は投資しないのか

それぞれ見ていきましょう

投資とはビジネスそのものである

まず1つ目のポイントは、投資とはビジネスそのものであるということです

現代で生きていくためには、誰もがいつか働きます

たくさん稼ぐというビジネスの成功を収められれば、豊かに暮らせる世の中なんです

これは投資での成功とも捉えられます

なぜ投資の成功 = ビジネスの成功なのか

投資では、自分の知識を結びつけて考える力が最も重要です

これを意識できると、投資家の目線で世の中を見れるようになり、自分の仕事への意識も高まります

結果的に、企業での出世などのビジネスの成功につながるんです

私たちが生きているこの世の中は資本主義社会です

資本主義社会では、投資を学ぶことでビジネスでも人生でも成功へと近づけます

豊かに暮らすために、投資を学んでいきましょう

でも、投資を学ぼうっていきなり言われても難しいですよね

そこで、まずは労働者2.0を目指しましょう

まずは労働者2.0を目指そう

2つ目のポイントは、労働者2.0を目指そうということです

いきなり「投資家の目線を持とう」と言われても難しいですよね

まずは労働者2.0を目指してみましょう

労働者2.0とは

企業のために自分が働いてあげている、という気持ちを持つ人のこと

自分の才能を誰かに売ってあげている、という仕事に前向きな意識を持とう

ここで、労働者2.0と労働者1.0を比べてみましょう

労働者1.0とは、言われたから仕事をしている、という他人に働かされている人のことです

労働者1.0の考え方での仕事とは、時間の切り売りです

自分の時間を使って、誰でもできるような仕事をしているだけなんです

これがお金持ちの投資家とはかけ離れていることはわかるかと思います

一方で投資家は他人の才能や時間を利用してビジネスで成功し、お金に変換できる人です

いきなり投資家を目指すのは難しいので、まずは労働者2.0を目指しましょう

労働者2.0の仕事とは

自分の時間ではなく自分の才能を売ることです

労働者2.0を目指すことで、自然と世の中を投資家目線で見れるようになっていきます

世の中を投資家目線で見れるようになれば、投資にも取り組めるようになります

労働者2.0として才能を売るという意識を持って生活し、投資ができる力を身に着けましょう

しかし、日本人ってそもそも投資が苦手って聞くから、労働者2.0になっても投資はしたくないって方もいると思います

そこで、日本人が投資をしない理由について触れようと思います

なぜ日本人は投資しないのか

3つ目のポイントは、なぜ日本人は投資しないのかということです

日本人はそもそも投資が苦手な人種なのではないか、と思っている人も多いと思います

しかし、日本人は投資が苦手な理由は人種のせいではありません

日本人が投資しない理由

製造業で大成功したことが要因

モノづくりこそが大切で投資はいかがわしいというイメージが社会に定着したから

これはあくまで奥野一成さんの一説ですが、とっても納得しました

製造業で大成功した日本人は、給料が増えていく終身雇用の制度を手に入れ、投資をしなくても豊かに暮らすことができました

そのせいで、投資なんてやらなくてもいいものであり、汗水たらさずにお金を増やす投資は悪者になってしまいました

しかし、日本の終身雇用制度の崩壊が差し迫った今、投資は私たちの生活に不可欠なものになりました

投資を知らずに豊かに暮らすことはできません

日本人は投資が苦手なわけではなく、投資の勉強をしていないだけなんです

ぜひ労働者2.0の考え方をもって働き、投資をできる心構えをしていきましょう

『教養としての投資』の書評・感想

この本を読むまで、投資がビジネスそのものであるなんて考えたことがありませんでした

この本を読んだことで、ビジネスの力を身に着けながら投資に生かしていこうという気持ちを作ることができました

具体的な変化や、次に読むオススメの本についてお伝えします

この本との出会い

私はお金の勉強をしたいと考え、以前『お金の大学』を読みました

お金の大学の書評もぜひ参考にしてみてください

『お金の大学』を読んで、お金を増やすための投資についてもっと知識を身に着けたいと考えました

投資の方法というよりも、投資の気持ち作りができるような本を探しました

探した中でも、2020年5月と最近発売され(執筆時2020年10月)、Amazonでベストセラーを獲得している『教養としての投資』を読もうと思いました

この本を読んでの感想・変化

お金を増やす投資の方法や、ビジネスにおける投資の重要性を学ぶことができました

その中でも、投資をすることでビジネスの力を磨くことができるという発想が新しく感じました

私は、「投資は資産運用の方法でありビジネスとは別のものだ」と切り離して考えてきました

しかし、本質を突き詰めればそれはどちらも同じものであると学べました

本記事では取り上げなかったですが、日本が投資ではなく投機である理由が今までにない観点で説明されていて興味深かったです

具体的には、「日本企業の株価はほぼ横ばいのため長期投資しても意味がないから」という考えでした

株式投資家という目線の本は読んだことがなかったため、新鮮な内容が多く楽しんで読むことができました

私はまだ大学生ですが、企業で働くときには労働者2.0の気持ちを忘れずに生活していこうと思います

この本の次にオススメの本

この本で投資に向けて気持ちづくりができた方には、『敗者のゲーム』がオススメです

『教養としての投資』で紹介されている株式投資は初心者にはハードルが高いですが、インデックス投資であれば初心者でも挑戦しやすいです

このインデックス投資の凄さをまとめている本となっています

『敗者のゲーム』の書評もぜひ参考にしてみてください

また、まだお金の勉強をしたことがない方は『お金の大学』もオススメです

お金について全体的な知識を身につけることができます

『お金の大学』の書評もぜひ参考にしてみてください

『教養としての投資』のまとめ

今回は『教養としての投資』について、私が大事だと思ったポイントや感想をお伝えしました

ここでもう1度まとめておきます

・現代は投資を知らないと豊かに暮らせない

・ビジネスの成功と投資の成功は同じである

・気持ちづくりとして、自分の才能を売る労働者2.0を目指そう

・日本人投資について勉強していないから投資が苦手なだけである

この本には他にも、投資のプロである奥野一成さんからの資産形成のコツなどもまとめられています

気になった方はぜひ手にとって読んでみてください

本記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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にじてん
NFT×仮想通貨×ブログが大好きな23歳。 個人で稼いで生きていくためにブログを開設→AIエンジニアとして入社→NFTと仮想通貨の面白さに気づく→NFTと仮想通貨に投資&情報発信中。 実家ぐらしで両親にお世話になりつつ、ミニマリストなのでモノをほぼ買わずに生活してます。浮いた生活費を使ってコツコツ投資中です。