こんにちは、にじてんです!
・グラフスライドが見辛くなってしまう
・相手に伝えたいことが伝わらない
・上手なグラフスライドのポイントを知りたい
あなたもこんなことを考えたことはありませんか?
グラフスライドってどうやったら見やすくなるのか、よくわかっていない方も多いと思います
グラフを使ったスライドはビジネスにおいて重要です
なんとなくグラフを載っけたスライドを作っていませんか?
洗練されたグラフスライドを作ることで、伝えたいことを伝えられるプレゼンになります
本記事を読めば、相手の心に訴えるグラフスライドのポイントがわかります
『パワーポイント最速仕事術』の概要
この本は、パワーポイントの使い方を基礎から学べる本です
『パワーポイント最速仕事術』を読んでわかること
・パワーポイントで最低限使うべき機能
・速く資料を作成するためのコツ
・わかりやすい資料を作成する方法
この本は、ソフトバンクで孫正義さんから何度も「一発OK」を勝ち取った前田鎌利さんが書いています
孫正義さんは多忙なため、前田鎌利さんは3分のシンプル×ロジカルなプレゼン資料の準備が求められました
孫正義さんや社外へのプレゼンなど多くの仕事を抱える日々の中で、前田鎌利さんは効率よく「一発OK」が取れるプレゼン資料の作り方を確立させたのです
実際にたくさんのプレゼンをしてきた前田鎌利さんが、良いプレゼン資料を作るためのパワーポイントの使い方をまとめてくれています
『パワーポイント最速仕事術』の要約
この本では、パワーポイントの使い方の中でもプレゼン資料作成に話を絞ってまとめられています
パワーポイントの使い方の中でも、私は特にグラフスライドについて書かれている部分を参考にしました
グラフスライドについて私が重要だと思ったポイントを、以下の3ステップでご紹介します
・グラフスライドはなぜ重要なのか
・パッと見てわかるようにしよう
・メッセージが伝わるようにしよう
それでは順番に見ていきましょう
グラフスライドはなぜ重要なのか
グラフスライドのポイントの前に、グラフスライドの重要性についてお伝えします
そもそもグラフスライドはなぜ必要なんでしょう?
答えは、人は感情だけでは動かないからです
人を動かすためには感情×ロジックが必要です
ビジネスのロジカルなプレゼンでは、「数字」が大事な役割を果たしています
この「数字」を示すために最も重要なのがグラフスライドなんです
グラフスライドを使いこなせないと、伝えたいことが伝えられません
ぜひ使いこなせるようにしましょう
それでは、グラフスライドで抑えるべき2つのポイントをご紹介します
パッと見てわかるようにしよう
グラフスライドの1つ目のポイントは、パッと見てわかるようにすることです
グラフを読み込むために頭を使わせてはいけません
聞き手がグラフを読み込むことに夢中になると、あなたの話を聞いてくれなくなってしまいます
見ただけで伝えたいことがわかるようなグラフスライドを作りましょう
パッと見てわかるグラフスライドのコツ
① 1スライド = 1グラフ
② 余計な情報のカット
まず、1枚のスライドには1つのグラフしか載せないようにしましょう
1枚のスライドに2つ以上のグラフが入っていると、聞き手の理解が追いつかなくなります
もし2つのグラフを使いたい場合は、スライドを2枚に分けるようにしましょう
また、伝えたいこと以外の余計な情報はカットしましょう
聞き手の意識があっちこっちに分散していたら、伝わるものも伝わりません
あなたの伝えたいことだけに集中できるように工夫しましょう
メッセージが伝わるようにしよう
グラフスライドの2つ目のポイントは、メッセージが伝わるようにすることです
1つ目のポイントを実践することで、パッと見て伝えたいことがわかるようになります
2つ目のポイントでは、伝えたいことがより伝わる工夫をお伝えします
具体的には視覚効果を取り入れることで、より良いグラフスライドになります
簡単にできる視覚効果の工夫を取り入れてみよう
メッセージが伝わるグラフスライドのコツ
① 左にグラフ、右にメッセージを配置
② 逆L字で視線を誘導
まず、左にグラフ、右にメッセージを配置するようにしましょう
この配置は右脳と左脳の役割が異なっていることに関係しています
脳の処理工程を有効に活用していきましょう
また、逆L字での視線誘導を活用しましょう
これは人の視線を《 ┐ 》という向きに動かすということです
《▼》などの図形を使って、メッセージの視線誘導を行いましょう
これらのポイントが実際に使われたスライドがこちらです
伝えたいことが誰でもわかるようなグラフスライドになっていますよね
ぜひこれらのポイントを意識してみてください!
見違えるように素晴らしいプレゼンができるはずです
『パワーポイント最速仕事術』の書評・感想
この本を読むまで、グラフスライドのポイントや作り方を知りませんでした
この本を読んだことで、グラフスライドで伝えたいことを伝えるコツを学ぶことができました
具体的な変化や、次に読むオススメの本についてお伝えします
この本との出会い
私はプレゼンが上手くなりたいと思い、『TED 驚異のプレゼン』や『社内プレゼンの資料作成術』を読みました
『TED 驚異のプレゼン』と『社内プレゼンの資料作成術』の書評もぜひ参考にしてください
これらの本を読んで、良いプレゼンとはどんなプレゼンなのかについて理解することができました
感情×ロジカルに伝えることで、相手を動かすプレゼンができる、と学びました
しかし、私はプレゼンをするうえで、グラフを使ったプレゼンはしたことがありませんでした
これではロジカルに相手に訴えかけることができない、と気付きました
グラフを使ったプレゼンをしたことがないため、パワーポイントでの資料の使い方もわかりませんでした
そこで、グラフスライドの作り方が載っているパワーポイントの使い方の本が読みたいと思いました
探した中でも、『社内プレゼンの資料作成術』を書いた前田さんの『パワーポイント最速術』は読みやすそうだと感じました
このような経緯でこの本を選びました
この本を読んでの感想・変化
グラフスライドで意識すべきポイントやその作り方を学べました
グラフスライドのポイントについてもう一度まとめておきます
・パッと見てわかるようにしよう
・メッセージが伝わるようにしよう
この本には、このグラフスライドのポイントが実践できるようなパワーポイントの使い方がまとめられていました
前述した通り、私はスライドにグラフを使ったことがありませんでした
そんな私でもわかりやすい内容となっていました
実は、この本はサブタイトルに「ゼロから始める!」とついています
このサブタイトルの通り、パワーポイント初心者向けの本だと思いました
パソコンが苦手な方でも、画面の写真を交えて説明されているのでわかりやすいと思います
逆に、普段からパワーポイントを使っている方はあまり発見がないかもしれないと感じました
この本の次にオススメの本
この本で基本的なパワーポイントの使い方を学んだ方には、『プレゼン資料のデザイン図鑑』がオススメ
社内プレゼン&社外プレゼンのプレゼンに関するエッセンスがまとめられているため、非常に参考になります
こちらの本は、この『パワーポイント最速仕事術』を書いた前田さんが書いています
『プレゼン資料のデザイン図鑑』に載っているたくさんのスライドの実例を、この『パワーポイント最速仕事術』で学んだパワーポイントの使い方を用いて実践できます
ぜひ手にとってご覧ください
『パワーポイント最速仕事術』のまとめ
今回は『パワーポイント最速仕事術』について、私が大事だと思ったポイントや感想をお伝えしました
ここでもう1度まとめておきます
・グラフスライドはロジカルに相手を説得するために重要
・パッと見てわかるようにして、あなたの話に集中させよう
・メッセージが伝わるように、視覚効果を利用しよう
この本には他にも、画像を使ったスライドの作り方や、アニメーションの使い方などもまとめられています
気になった方はぜひ手にとって読んでみてください
本記事を読んでいただき、ありがとうございました!